前回、書いていて思い出したことがあります。
なぜかすっかり忘れていましたが、今回記憶が蘇りました。
当時、娘が辞めた高校と転学した先の学校との書類上のやりとりは
直接やって頂けると聞いていたのですが、辞めて数日後に前籍校の
進路指導と教務を足したような長い肩書きの先生から私の所に電話がありました。
用件としては、転学校から提出依頼を受けた書類が日本の高校間でやりとりするような
書類ではなかった為、色々と調べてこういったフォームのもので
代用させてもらうことになったというような内容でした。
そんな報告、私の方に必要かなと思っていると、どうやら本題は別のところにありました。
在学中に高卒認定を取得した生徒は本校始まって以来、前代未聞。
そんなことを成した優秀な生徒なのに、
この学校にいた方が世間の評価的にも圧倒的に上であるにもかかわらず
そのことを承知でなぜこんなことをしたんですか、
お嬢さんの学歴を傷つけるようなことをした親御さんの感覚が信じられない、と。
私からすると、「言いたいことはそれだけですか?」という感じでした。
が、事務手続きをスムーズに行って下さったことのお礼だけ伝えて
早々に電話を切りました。
この先生も、この数日間にさらに上役の方から引き留められなかったことを
怒られていたのかも知れません。私学なので、生徒減=収入減ですから。
世間一般の常識からしたら、先生の話の方がごもっともかも知れません。
偏差値とか進学率とかそういうことだけ見たら、そういう考えに辿り着くでしょう。
私に言いたいことを言えてスッキリしたのでしょうか。
知る由もありませんが、私は呆れていました。
が、電話を切って数秒後、ものすごい爽快感が押し寄せました。
心底、辞めさせて良かったと思いました。
あれから娘は活き活きとした生活を送っています。
娘の魂は息を吹き返しました。
別人のようになった今の娘を見たら、娘を知る先生方はきっと驚いて
開いた口も塞がらないことでしょう。
良かれと思って進んだ中高一貫の私立校。
薦めた私達(特に私)の行いは、完全に間違いでした。
我が家の場合は私立校でしたが、これが公立であっても高校受験の時に
同じようなことが起こるでしょう。
元にある考え方が変わらなければ、どこに居ても同じことなのだと思います。
学校に通うこと自体が悪いことだと言いたいわけでもありません。
今の世の中では、大学まで進んだ方が良いだろうという話はラプト氏もされています。
進学云々、学校云々ではなく、魂と心の在り方の問題だと今だから分かります。
神様の愛で子育てをしていくうちに、反抗期が吹き飛び、子供の方から私を愛してくれるようになった(十二弟子・ミナさんの証) | RAPT理論のさらなる進化形
それでも悔い改めて出直すことが出来たのは、
神様の愛に気付き、行動してきたからだと疑う余地もありません。
本当に救いは、ここにしかありません。
お読み頂き、ありがとうございました。